テニスにおける身体の安定性を高める方法①
いつも読んでいただきありがとうございます。
そして今回の投稿に時間がかかってしまったことにお詫び申し上げます。できる限り間を空けずにご紹介をしていきたいと思っています。今回は腰椎の安定性を高める方法のポイントをご紹介していく前になぜそれが重要なのか説明したいと思います。
腰椎の安定性を高める重要性
上の図からも解るように、腰椎は身体の土台です。腰椎を安定させ目的の動きを効率よくスムーズに動かすことができれば競技のパフォーマンスが上がり、また競技による腰の障害防止にもなります。腰の障害は、テニス競技においてもっとも多い障害です。今回からご紹介していく内容が皆様の役に立ち、そして末永く元気にテニスができること、また気持ちよく全力でボールが打てることを願っています。
腹筋群の主要な役割は体幹部をアイソメトリックにサポートし、旋回を制限することです。腰痛の問題の多くは旋回動作で腹筋群がL5-S1レベルの骨盤と脊柱でしっかりとしたコントロールを維持できないことで起こるということも研究によりいわれています。旋回を制限できずに腰を痛めてしまったり、運動中での正しい姿勢をキープできずに腰に負担をかけてしまうことを改善していかなければなりません。
旋回運動に対する抵抗性
股関節のモビリティVS腰椎のスタビリティ
胸椎のモビリティVS腰椎のスタビリティ
においてバランスよく安定性をだせることが重要なことです。旋回運動をたくさん必要とするテニス競技においてはとても大切です。特にサーブの場面では、ほぼ全力での旋回運動と共に利き手の腕をめーいっぱいボールに伸ばしていく動作があるため腰椎を安定させるのが非常に難しい状態になります。またテニスは色々な方向に素早く移動を必要とするスポーツです。その中では腰椎の安定性を邪魔しないような股関節や膝、足関節のバランスも重要になります。膝が外側に出たり、内側に入ると骨盤を安定させることにエネルギーを使ってしまい移動スピードをおとしてしまいうことになります。腰椎の安定性と同時に股関節や膝、足関節のバランス・ポジションも意識してコンディショニングすることが重要です。
次回はさっそく腰椎を安定させるためのポイント①として筋力の強化方法をご紹介したいと思います。